米国の本国、日本での閉店情報が相次いでいます。
ラルフ・ローレンは米国で50店舗閉鎖。
たしかに、最近米国に行ってもラルフ・ローレンのショップには気がつかないですね。一時悪くなっていたトミー・ヒルフィガーが復活してきているのとは反対ですね。やはり、新しいプロジェクトへのトライが何も無いように思われます。ブランドに寄りかかっているのでは。そして、アパレル以外のバッグなどへのブランドトランスファーがうまく行っていないのでは?
そして、「
米ギャップ、日本で「オールド・ネイビー全店閉鎖」へ
これは、個人的にはある程度予想されたことです。米国では、バナナ・リパブリック、GAP、オールドネービーと所得層の違うターゲットに対し、出店場所も変えてマーケティングしているのですが、日本にはそれほど明確な「所得層の違いという意識」が消費者にありません。所得の違いはあるのですけど、それによって行く店が大きく違わないという傾向が昔からあるのです。商品アイテムやデザインも他の2つのブランドとは大きく変えていますが、これも日本人向けとは言えません。米国でのマーケティングをそのまま日本に持ってきてもうまくいかないという良い例ですね。
LA郊外のOLD NAVYの大型店