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毎年この時期に発表される、LIMA(国際ライセンシング産業マーチャンダイザーズ協会/NPO)とイェール大学ビジネススクール共同の北米ライセンス市場調査2014版(2013年市場調査)が発表になりました。
調査自体は30数ページからなるもので、会員および、データ購入者に限定されて公開されているために、トップの部分だけお伝えします。 市場全体は昨年対比3.3%と大きな上昇を見せ、小売価格で$115.75 billion(11兆8千億円)、ロイヤルティでは$5.655 billion(5,770億円)となりました。あと少しで120billionになり、そうすると2007年のリーマンショック以前の水準に戻るのですが(2006年の$124,695billionが最高)、とにかく3年連続のアップで、ライセンス市場の好調さを明示しています。この市場は、日本の市場の5倍近くになると予想されます。 カテゴリー別に見ると伸びが大きかったのは、44.4%のシェア1位をしめる「エンタテイメント/キャラクター」が昨対で4.3%、19.43%でシェア2位をしめる「コーポレイト/ブランド」が昨対4.0%と大きく伸びている。この2つのカテゴリーで60%以上を占めるので、全体の伸びに大きく貢献していると思われます。他のカテゴリー(スポーツ、ファッション、出版、NPO,ノンプロフィット、音楽、大学、アート)はすべて2%以下の伸びになっています。 この傾向は、僕が前のブログで述べたラスベガスのLicensing Expoの状況と合致していると思います。やはり、キャラクターでの2次著作権ビジネスの活性化、コーポレイトでの自動車を中心としたプロパティの広がりが奏功しているのではと感じます。 この調査、正式には「LIMA Licensing Industry Surve 2014」と言います。各プロパティごとの商品群のシェアなども調査されています。LIMAの会員は無料で、そうでない方には$295-で手に入ります。これはライセンスを手がけるかたには必須の情報と思います。 LIMAご入会のお問い合わせは、 http://www.licensing.or.jp (LIMAジャパン/一般社団法人日本ライセンシング・ビジネス協会) LIMAのホームページは http://www.licensing.org
by licensing
| 2014-07-14 09:11
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