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ユニセフ(国際連合児童基金)と一緒に仕事をさせて頂いて、もう1年が経ちました。ユニセフのスタッフて本当に、困っている子供達を支援することに真剣に取り組んでいるのに驚かされます。
例えばトイレ。世界では清潔なトイレがないために、そこから来る病気で毎日1600人の人が亡くなっています。多くが子供達です。また、学校にトイレが無いという理由で、女の子は学校に来なくなり教育を受けられません。ユニセフは「世界トイレの日」という活動を行い、日本でも支援者を募って清潔なトイレを世界中作るプロジェクトをやっています。「千のトイレプロジェクト」なんか素晴らしいですね。これを支援する王子ネピア、決してこれを自社の宣伝に使っていませんが、企業の姿勢に敬意を表します。 ライセンス業界で、身近なのは、株式会社イングラムです。大きな会社ではありませんが、日本のライセンス業界の草分けです。社長の加藤勉さんは、2002年から“ピースプロジェクト”というNPOを立ち上げ、スーダンの内紛の犠牲になっている子供達の支援を皮切りに、東日本大震災では、毎週末、自分でトラックを運転し子供達に一年中サンタクロースのように、色々なプレゼントを運んでいます。彼のプレゼントには夏祭りや、プラネタリウム、メリーゴーラウンド、キャンプなどのイベント、つまりお金だけではできないものが多いのです。 これに賛同して名前を連ねる会社も50社近くになっています。そして彼らはお金も時間も力も知恵も出して子供達を幸せにすることを考えています。加藤さん、楽しそうですよ。そして、そういう社長を支えているイングラムのスタッフも素晴らしいと思います。 どういう会社が、このような援助に何をやっているかを知るは、興味のある企業名と「寄付」というワードで、インターネット検索すると、少なくともその会社の寄付金額が解ります。東日本大震災に個人で100億円を寄付した孫さん、当然、孫さん、ソフトバンクの子供達への寄付、援助活動は光っています。(孫さんって、僕好きだなぁ!) こういう会社がライセンスや下請け、関係企業、取り引き先関係に「児童労働禁止」を盛り込んだ契約書を要求するのは、とても意味があります。 しかし、ただ、その条項だけを入れて自身の責任を回避しているだけの会社も実際には多いのです。児童労働禁止条項を契約書に入れる時に、「その児童は仕事を失って、そしてどうなるのだろう?その子達は何処にいて、何を必要としていて、条項を入れる代わりに我々には何ができるのだろう?」と考えざるを得ません。僕がコンサルティングをする時、当然クライアントのライセンス契約書には、暴対関係や品質の維持関係とともに、「児童労働禁止条項」を入れることを強く勧めます。でもその条項が実際発効した瞬間に、仕事を失うかもしれない子供達のことがとても気になるようになったのは、ユニセフの人達と仕事をするようになってからです。国際機関の ILP(インターナショナル・レーバー・オーガニゼーション)も「け皿の教育プログラム等が適切に整うまでは児童労働者を解雇しないように注意する」と提案し続けています。 一方で、子供達に夢を与えることを声高に唱え、児童労働禁止を厳しく下請けやライセンシーに課している、世界的なエンターテイメント企業について、不可解なことが解りました。CEOの給与が年間200億円とか400億円(20年間在籍したので、計何千億円のサラリーを貰ったことになります)と言われている同社の東日本大震災への義援金は、たった2億5千万円(プラス社員が共同して1億円寄付)とあるのです。この数字は自社のサイトでは何も発表されていないので、(消費者に対し、同社を通じて寄付しましょうという呼びかけはありますが、)ので、ウィキペディアで調べました。多分ウィキペディアは不正確な点も多いので、本当はゼロが3つくらい多いんだと思います。ソフトバンクと韓国の企業で運営しているエヌ・シー・ジャパンという資本金3億7千万円、社員150名の規模のゲーム会社でさえ、資本より遙かに多い、5億円を寄付しているんですから、世界最大級のエンターテイメント会社がその半分ってことはないですよね。他のサイトでも同社はの寄付額は250万ドル(2億5千万円)って載っていますが、みんな間違えでしょう。試しに「同社の名前 児童 寄付」 の3ワードでググって見ると46,300件もの多数の項目がリストされますからね。ついでに「同社の名前 児童 奴隷労働」でググると125,000件が検索されますね、なんか変だな。ああ、多分これは、奴隷労働を阻止しているという意味でしょうね。気になるので、もっと細かい事例を検索しましたが、あれ、あれ、変だなぁ。。。いや、そんなはずは….. ま、いいや。もうすぐクリスマスだし。 長いブログになりましたが、僕、来年から現在、半期だけ非常勤講師をしている東京理科大学大学院 知的財産戦略専攻科で、年間の授業とゼミをおこない、講義名も現在の「著作権とライセンシング」から「商品化権ライセンシング」になります。この機会に学生達とこのような問題について研究していきたいと思います。そして若い人には「契約書があれば、それでオーケー」と考えないで、その裏にある現実を考えてもらいたいと思っています。すでに日本のメーカーなどでは、その問題における考え方を変えるためのコーチング研修も行われています。その話はまた別の機会に。 ■
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| 2013-12-22 12:52
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出ました! 「濱田さん(著作者)の著作権の問題点だけでなく、人格権侵害の可能性も」。じゃないかなぁと思っていたんですよ。ま、このブログはライセンス関係なんで、スキップしていたんですが、いずれにしろ、前にも述べたように、契約無しにこういうことを進行させる甲斐さんという人、というか業界ですかね。呆れます。この事件、ワイドショーネタですが、妙に気を引くのです。
これに関する、芸能的な見方と、法的な見方、おもしろいです。 http://www.j-cast.com/tv/2013/08/01180576.html http://onihou.com/post/201308/164 ところで、今日から火曜日までシンガポール行って来ます。TPP関係の仕事です、と言うわけでは全くありません。ちょっと仕事して土日は体を温めてきます。 ■
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| 2013-12-12 08:39
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ついに、特定秘密保護法が成立しましたね。このブログではあまり政治的なことは書かないようにしていますが、単純にこの法律に反対ということ以上に心配なことがあるので、最後のほうに長いですが記します。是非お読み下さい。
まず著作権関係でこの法律制定に関連して心配されるのは、やはり著作権が非親告罪になった時ですね。最近、ブログの写真の無断掲載で書類送検された例については前の僕のブログで述べました。これ自体は問題無いというか、むしろ罰せられるべきことです。 ただ、非親告罪になるとこういうことが考えられます。僕の住んでいる逗子は廻りは米軍の住宅、近くにはNavyの基地、自衛隊の基地がたくさんあります。僕も持つ借家を借りているのもNavy。いわばどこに秘密があるかわからないようなところです。ここは、今は桜山という地名になっていますが、地元のひとやタクシーの運転手さんは、海軍住宅」と言うのが普通の地域なんです。地域内の通りも、僕より歳の上の方は「将官通り」、「佐官通り」と呼び分けています。 で、こういうところで誰かが撮った写真をブログに使ったとします。例えば「秋の米軍住宅は、紅葉が綺麗ですね。日本人は年に一回の懇親祭しか入れない地域ですが、紅葉狩りでもしたいです。」というブログをアップしたとします。たまたまそこに使ったWebから取った写真に重要な軍事施設で、それとはわからないもの、(例えば弾薬庫の空気孔とか)が写っていたとします。これが、著作権でいう「写り込み」であっても、特定秘密に指定されていたために、またブログで使った写真が著作権法違反に引っかかると、両方の法律で逮捕なんて簡単にできるようになるんですよ。非親告罪になると著作権者の告発は不要ですから、何とでも理由付けられます。 そんなことは、まあ起きない、と言われる方も多いと思いますし、私もそう願いたいです。でも、先日石破大臣が、デモをしてシュプレヒコールを上げている人達はテロリストと変わらないといいましたよね。それが批判されていますが、問題は彼がその1週間前に、国会で「この特定秘密法が通っても、テロリストと普通の人は違うから普通の人をどうこうするなんて考えられないのですよ。そこでデモをしている人とテロリストは明らかに別で、この法はテロリストだけを対象にしているんです。」と言っていたことです。僕はその時「おいおい、テロリストが見てすぐわかるような格好しているわけないだろ。テロリストは普通の人に紛れているんだから」と思ったのですが、それから一週間で、あの発言です。そして撤回したとは言え、反省の言葉も謝罪もない。完全に憲法で保証されている「表現の自由」の侵犯ですね。こういう恣意的な判断が出来るような法律と著作権の改訂が、より恣意的に利用されると怖いですね。 で、僕が、非常にインターナルなところで発言したものが下記です。 「安倍内閣で急速に深まった日本の孤立化」(長いけど読んでくださいね) http://blogos.com/article/65189/ 法政大学教授の五十嵐先生のブログです。これは6月のものですが、その時は「フムフム」くらいに思っていましたが、しかし、今回の特定秘密保護法案に、米国が公式に懸念を表明したこと、そして昨日ヘーゲル防衛長官が、「中国の防衛識別圏設定は問題無い。その手続きだけが問題」と公式に表明、同時にメリカ軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長までもが同じ見解を発表。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131205/t10013591251000.html 記事にもあるように「国防トップの今回の発言は中国に対して防空識別圏の撤回までは踏み込まなかったかたち」です。 その数日前にバイデン副大統領と安部首相が、「中国の防衛識別圏設定を認めないと合意」と日本のメディアは書たてましたが、実際には、日米会談で「防空圏撤回求める共同文書」発表されていません。http://gohoo.org/alerts/131203-2/ また既に米国の民間航空会社は中国の防衛識別圏設定を認めてフライトプランも提出して、日本とは違う中国よりの姿勢を取っており、米国政府もそれを容認しています。バイデンさんは、「中国で防衛識別圏について抗議する予定」と日本のメディアはこれまた書きたてましたが、彼の中国訪問で昨日、今日に目立つ報道は、「バイデン副大統領が李首相と会談 経済協力訴える」 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20131205-00000048-ann-int、「米中、信頼に基づく関係構築すべき=バイデン米副大統領」http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE9B300220131204 というような記事が先行しています。 表で握手をしながら、裏ではその敵とも握手をするのは外交では常識ですが、安倍内閣はあまりにも素人すぎるのでは? 中国が保有する米国国債の莫大さからすれば、米国は中国と対立はできないのは明白ではないですか? 僕は特定秘密保護法には反対です。しかしそれよりも、安部首相とその政治内閣の素人ぶり(これは民主党の鳩山さんから続いている)で、日本が米国からも中国、東南アジアからも孤立して、その孤立を認めないために(日本のメディアも報道のしかたが怪しい)、過去に国際連盟を脱退したような、より深い孤立と軍事化への道、また繰り返すような気がして恐ろしいです。 日本は、経済界には有能な人材がたくさんいるが、政界は無能な人材ばかりだ、といつも外国の知識人に言われて、返す言葉がなく悔しい思いをしてきましたが、いよいよその現状を認めなければならないと思うとともに、が日本の孤立化に拍車をかけて来た気がします。 でも、現在の状態は安部さんの今までの行動や出自、才能の限界を考えれば、前の選挙ではわかっていたことです。選挙ボスターの安部さんは、祖父岸信介にそっくりでした。そういう可能性について考えもしようとせず、検証もしようとせず、ただアベノミクスだ、小泉進次郎はかっこいい、と言う理由で、今回自民党を巨大与党にしてしまった、日本人の衆愚性が一番恐ろしいかもしれません。(国民の大政翼賛会化) 僕は他人のアップしたスレッドには政治的なことも書きこみますが、自分から政治的なスレッドを出したことはありません。しかし今回はさすがに、徴兵、戦争向かって廻りの状況も見ずにレールを敷いて、国際的な孤立を無視する、安部内閣の政治的素質の貧しさが我々に不幸をもたらすような恐れを感じて書きました。あー、長かった。 ■
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| 2013-12-07 10:39
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12月に入って、忙しいです。ブログ更新滞りそうです。すみません。今書きたいのは「ヒーローキャラクター変身の理由」なのですが、とりあえず、これご覧下さい。おもしろいですよ。
http://www.youtube.com/watch?v=h-rgKBPtbI8 ■
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| 2013-12-02 21:34
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